35.東郷神社(とうごうじんじゃ)

福岡県福津市渡1815-1
宮地嶽神社前からバスで終点津屋崎で下車、そこから歩いて東郷神社まで。距離にして約1.5km、時間で20分たらずでしょうか、ようやく到着といったところでした。ところが、苦労してきたのに社務所は無人、あきらめかけたところで、神社の敷地内に、明らかに営業はしていないレストランがあったので、誰かいないか覗いてみたところ、人影が見えてドアが開いたので声をかけてみました。「東郷神社の宮司さんは何時ごろいらっしゃるでしょうか?」すると、「私が宮司ですが・・・、」 との返事。女性の宮司さんでした。あきらめず、粘ってみるものだとつくづく感じました。御朱印を書いていただき、受け取るときに、何と、これから宗像大社に用事があって行くところなので、よろしければ乗っていきませんか、と声をかけていただきました。津屋崎まで戻って、バスで宗像大社へと考えていたので、本当に助かりました。予定より、1時間も速く宗像大社に着くことができました。ありがとうございました。
創 建
1921年(大正10年)10月、宗像郡津屋崎町(福津市の前身)出身の獣医師安部正弘は、日本海海戦記念保存会を発足、大峯山を東郷公園と名付ける。
1922年(大正11年)6月、東郷公園内に日本海海戦記念碑建設の許可を得、九州帝大臨海実験所二階を、日本海戦記念館として記念品を陳列した。
1934年(昭和9年)5月30日、東郷平八郎死去。
1934年(昭和9年)6月、東郷公園内に日本海海戦記念碑を建立。
1935年(昭和10年)3月、遺髪の奉安殿を建設。
1935年(昭和10年)5月、東郷神社創建。
東郷平八郎の死後、全国から銅像、小公園、東郷記念館、東郷神社などの建設計画が殺到する。
1940年(昭和15年)、原宿に東郷神社が創建。
1971年(昭和46年)5月、津屋崎の東郷神社で、現在の鳥居や社殿が整えられた。
※安部正弘氏は、1971年7月に亡くなられたそうです。
御祭神
東郷平八郎
御神徳
至誠(まごころ)、勝利、強運、縁結び






