283.日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

出雲方面神社巡り2日め、2社めの参拝は日御碕神社です。稲佐の浜から海岸沿いに車で20分くらいのところにあります。立派な楼門をくぐった正面に天照大神が祀られる「日沈の宮(ひしずみのみや)」があり、そこに向かう途中、右手を見上げると、小高いところに素盞嗚尊が祀られる「神の宮(かみのみや)」が天照大神を見下ろすように鎮座しています。どちらも朱色の荘厳な社殿ですが、素盞嗚尊が祀られる「神の宮」は本殿が修理中でした。二つの社殿の微妙な配置は何を物語っているのでしょうか。天照大御神が「日沈み」とは、逆のような気もします。
創建/由緒(ホームページより)
日御碕神社は、島根半島の最西端、出雲市大社町日御碕に位置し、上の宮「神の宮(かみのみや)」と下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」の2社からなります。神の宮は素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀り、神社の由緒によると、安寧天皇13年、隠ヶ丘(旧跡がある現社殿後方の丘)に鎮座していたものを現地へ遷座されました。また、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る日沉宮が現社地に遷座されたのは天暦2年(948)の頃で、それまでは現社地から約200m西側にある経島(ふみしま)に鎮座していたといいます。
御祭神
上の宮「上の宮」
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
下の宮「日沉宮」
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
御神徳
家内安全、商売繁盛、心身健全、神恩感謝、交通安全、海上安全、病気平癒、邪気退散、災難祓除、良縁成就、厄年祓除、学業成就、就職成就、職場安全、心願成就 など








本殿は改装中でした。








江戸時代に、境外に祀られていた摂末社をここに遷座したそうです。




