225.厳島神社(いつくしまじんじゃ)

佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦2040
佐賀方面、車での神社めぐり5社めは厳島天神社(弁天さん)。予定にはなかったのですが、呼子大橋の下に遊歩道があり、神社らしき建物が見えたので参拝してきました。呼子大橋ができる前から、弁天島に鎮座する神社であったようです。
創建/由緒(看板より)
当社は、海上交通の要衝において、航海の安全を祈るため、広島県の厳島神社に御分霊をお祀りしたものです。
呼子と加部島との間の瀬戸には、地元の人たちが「弁天さん」と親しみを込めて呼ぶ、二つの秀麗な島がならんでいます。双子弁天とも呼ばれる島のうち、背の高い方を「男弁天」、なだらかな方は「女弁天」と呼ばれ、当社が祀られてきました。この島が古くから信仰の対象とされていたことは、文禄二年の「名護屋城絵図屏風」の中に祠が描かれていることからも分かります。
当社は、西海航路を行き交う船乗りや、玄界灘を往復する漁師たちにより、航海の安全や大漁を祈り篤く信仰されていました。呼子で捕鯨が盛んに行われていた江戸時代、中尾鯨組の船団は、漁期のはじめにかならず当社をお参りし、海上安全、鯨の豊漁を祈願しました。
御祭神
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
多岐都姫命(たぎつひめのみこと)
御神徳
海上安全、豊漁、夫婦円満、良縁、子宝

鳥居です。

