198.七社神社(ななやしろじんじゃ)

福岡県宗像市石丸2-8

 宗像市の八所宮に参拝に向かう途中で見つけて参拝しました。古墳であったとのことです。小高い丘の中腹に拝殿があり、裏の階段を登った頂上に本殿がありました。右手には、牛馬の守り神の徳満神社がありました。

創 建
 西暦674年(天武天皇白鳳二年)

由 緒
 この地は古墳でした。また弥生時代の食料貯蔵庫もあり、昔の人々にとっては聖なる地でした。
飛鳥時代である、七世紀の西暦674年(天武天皇白鳳二年)に、里人が四社殿を造営して七柱の神をおまつりしたのが、この七社宮です。
この地について次のような神話が伝えられています。「神武天皇が当地をお通りになった時、道に迷われました。そのとき、赤い馬に乗った威容のある老人が現れ、天皇をご案内しました。そして急に姿が消えました。里人はこれは神がお導きになったと信じ、この地を神地としてあがめました。

御祭神
 国常立尊(くにのとこたちのみこと)
 国狭槌尊(くににさづちのみこと)
 惶根尊(かしこねのみこと)
 忍穂耳尊(おしほみみのみこと)
 大己貴尊(おおなむちのみこと)
 瓊々杵尊(ににぎのみこと)
 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

御神徳
 五穀豊穣、家内安全

参道入り口、灯篭の屋根に狛犬さんがいます。
参道途中の二の鳥居
拝殿前の三の鳥居
拝殿正面左側に掲示されていました。
拝殿前の狛犬さん(左)
拝殿前の狛犬さん(右)
拝殿の裏の山の頂上に鎮座する本殿
本殿斜めから、古墳の頂上に鎮座しています。
裏にある徳満神社の鳥居
徳満神社拝殿
徳満神社本殿
由緒、七社だけに、御祭神は七柱です。