137.篠山神社(ささやまじんじゃ)

福岡県久留米市篠山町444

 久留米神社めぐり2回め、最後の参拝14社めは篠山神社です。久留米城址に建てられた、藩主有馬氏を祀る神社です。城址を占有するように神社が建てられています。境内は静かで落ち着いた感じです。初代の久留米城主は、毛利元就の末子であったそうですが、その後、関ヶ原で功績のあった有馬豊氏が、元和七年(1621年)丹波福知山より転封し、幕末まで続きました。

篠山神社公式ホームページ

創 建
 明治10年(1877年)

由 緒(ホームページより抜粋)
 幕末から明治維新における動乱の中、久留米藩でおきた「藩難事件」の後、久留米城は廃城となり建物は破却され、陸軍省管轄となりました。政府は民間払い下げを行い、日田の豪商が買い取って石垣の巨石を運び出すところまで計画されていましたが、実業家の緒方安平氏(実業家・石橋正二郎氏の祖父)が買い受けて阻止し、何とか城跡の形を留めることができました。
 久留米の有志達は、この城跡が再び実益に基づいて利用されてしまうことを避けるために思案し、城郭になる以前から神聖な場所と崇められていた本丸址のこの丘は、神社こそあるべき姿と捉え、明治10年(1877)、二百五十年の藩政の中でもとりわけ名君の声高い初代豊氏公、十代頼永公を御祭神として御霊社を建立しました。二年後の明治12年(1879)、県社に列せられ、その後七代頼徸よりゆき公、十一代頼咸よりしげ公、十四代頼寧よりやす公が祀られ、御祭神は五柱となり現在に至ります。

御祭神
 藩 祖 有馬豊氏公命(ありまとようじこうのみこと)
 七 代 有馬頼徸公命(ありまよりゆきのみこと)
 十 代 有馬頼永公命(ありまよりとおのみこと)
 十一代 有馬頼咸公命(ありまよりしげのみこと)
 十四代 有馬頼寧公命(ありまよりやすのみこと)

御神徳
 交通安全、厄除祈願、学業成就、安産祈願、小授祈願、心願成就、商売繁盛

2013.4.21
久留米城の大手門からはいっていきます。
大手門入り口の狛犬さん(左)
大手門入り口の狛犬さん(右)
境内の鳥居
拝殿前の狛犬さん(左)
拝殿前の狛犬さん(右)
拝 殿
拝殿アップ
本 殿
大乗院稲荷神社
小早川神社ちっちゃいです。
久留米城初代城主は毛利秀包、
毛利元就の末子で、小早川隆景の養子なのだそうです。
なぜか聖徳太子像
聖徳太子像建立の理由はよく分かりません。
立地的にも堅牢なお城だったようです。