126.伊勢天照御祖神社(いせあまてらすみおやじんじゃ)

福岡県久留米市御井町

 久留米神社めぐりの2回目、高良大社へ向かう参道の途中にありました。由緒書きに寄れば、最も由緒正しい皇大神宮の分祀だそうです。左の境内社は八幡宮、右は天満宮、2大神社を従えています。当然ですが、御朱印はありません。

創建/由緒(掲示板より)
 「延喜式神名帳」所載、筑後国大小四座のうちの一社で、いわゆる「式内」の古社であある。天慶七年(九四四)の『筑後国内神名帳』には、「正五位下伊勢天照名神」とも見える。伝えるところによれば、国司藤原易興の受奏によって、伊勢国山田原(宇治山田、現伊勢市)より遷座、神貢五十七束が奉られたろいう。即ち筑後における最も由緒正しい皇大神宮(内宮)の分祀である。建仁元年(一二〇一)の文書には、単に「伊勢社」とあり、室町時代末の『高良社画縁機』では、山麓大鳥居の北(現御井小学校正門付近)に「伊勢」の小祠が描かれているが、明和四年(一七六七)の府中大火を機として、現在地に遷座された。同年以降、毎年七月二十三・四の両日には「灯篭賑」が行われ、参詣者が群集したという。左右の境内社(八幡宮・天満宮)も、古くから山内に祀られていたものを、ここに遷座したのである。

御祭神
 天照大神(あまてらすおおみかみ)

御神徳
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元は大鳥居の近くに鎮座していたようです。