125.高樹神社(たかきじんじゃ)

福岡県久留米市御井町神篭石121

 久留米神社めぐりの2回目、高良大社に向かう途中にある高樹神社にお参りしました。御手洗池の橋を渡った先に鎮座していました。歴史は古そうです。御朱印はありません。看板の説明によると、元は山頂に鎮座していたが、高良の神に追い出された形で現在地の麓に鎮座しているとのことです。

創 建
 不明。元憲2年(878年)以前、地主神として山上に鎮座していた。

由 緒(看板より)
 祭神は高皇産霊神(たかみむすひのみこと)造化の三神の一。古くは高牟礼権現と称し、高良山の地主神と伝えられる。
 この神社はいわゆる国史現在社(正史=六国史に名の現われる神社)で、「三代実録」元憲二年(八七八)十一月十三日の条に、「筑後国高樹神ニ従五位上ヲ授ク」とあり、やがて正五位下に進んだことが天慶七年(九四四)の「筑後国内神名帳」によって知られる。
 もと地主神として山上に鎮座していたが、高良の神に一夜の宿を貸したところ、高良の神が神籠石を築いて結界(区画を定め出入を禁ずること)の地としたため山上にもどれずここに鎮座するに至ったという伝説が、高良大社の古縁起に見えている。高良山の別名を「高牟礼山」と称するのも、この神の名に因むものである。

御祭神
 高皇産靈神(たかみむすびのかみ)

御神徳
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参道の階段と鳥居
狛犬さん(左)
狛犬さん(右)
本 殿
高良の神に追い出されてしまったようです。