101.足立山妙見宮(あだちやまみょうけんぐう)

福岡県北九州市小倉北区妙見町17-2

 北九州神社めぐりの3回目、八釼神社から、若松へ向かい、白山神社ではまたも社務所が不在、渡し船で戸畑に渡り、バスで中原神社にリベンジするもここも留守、そしてバスを乗り継ぎ妙見宮までやってきました。山の中腹にあり、登っている途中でイノシシに出くわしました。その時は知らなかったのですが、ここにはイノシシに乗った和気清麻呂像があり、イノシシの狛犬(?)もありました。いわゆる ”道鏡事件” にまつわる歴史ある神社でした。

足立山妙見宮公式ホームページ

創建/由緒(ホームページより抜粋)
 神護景雲3年(769年)、流罪の道中、僧・道鏡の追手により足の筋を切られ、負傷した和気清麻呂公は、数百頭の猪に導かれ宇佐八幡宮へと辿り着き、そこで神のお告げ通り、竹和山(現・足立山)の麓にある霊泉に浸かると足の傷が治りました。その事に感謝し、清麻呂公の四男・磐梨妙運をこの地に送り、宝亀元年(770年)11月15日に足立山妙見宮を創建。その後宝亀3年(772年)に下宮・足立山平癒寺を建立、弘化8年(817年)には三男・真綱が父・清麻呂公と祖先の神霊を合わせ祀ったといわれています。

御祭神
 造化三神
  天之御中主神(あめのみなかぬしのみこと)
  高皇産霊神(たかみむすひのかみ)
  神皇産霊神(かみむすひのかみ)
 鐸石別命(ぬてしわけのみこと)
 和気清麻呂命(わけのきよまろのみこと)

御神徳
 健脚・健康、厄除け、家内安全、商売繁盛、お導き、成績向上・記憶力増進、など

2013.3.23
参道入り口の鳥居
階段途中の注連縄柱
境内入り口の狛猪さん(左)
境内入り口の狛猪さん(右)
拝殿前の狛犬さん(左)
拝殿前の狛犬さん(右)
拝殿の扁額
以前は御祖神社(みおやじんじゃ)という名称だったようです。
大学稲荷神社
玉姫稲荷神社
高倉稲荷神社
ものすごい量の鳥居です。
地蔵堂
薬師堂
大変古く、歴史的な木が納められているようです。
牛さんもいらっしゃいました。
天皇になろうとした道鏡の野望を食い止めた、和気清麻呂に関わる神社です。
いわゆる”道鏡事件”が史実として伝えられています。 
少し離れたところにある、猪に乗った和気清麻呂象
弓削道鏡のいわゆるクーデターを防いだことになるのでしょうか。
参拝の途中に本物のイノシシが山肌を歩いているのを見けました。