86.春日神社(かすがじんじゃ)

福岡県九州市八幡西区藤田1-10-44
北九州神社めぐり、八幡・戸畑・若松編 3社めは春日神社。岡田神社から歩いての参拝です。ここは、予定になかったのですが、駅前の名所案内のかんばんに記載されていたので、もしかすると御朱印を頂けるのではないかと参拝することにしました。拝殿に宮司さんらしき方がいらしたので、御朱印を頂きたいとお願いしたところ、社務所に行くように言われ、社務所で声を掛けると奥さまらしき人が対応してくださり、御朱印を書いてくださいました。先ほどの宮司さんらしき人は、ちょうど御祈祷をはじめるところだったようで、太鼓の音とともに祝詞の声が聞こえてきました。後で知ったのですが、ここは黒田神社とも呼ばれていて、黒田二十四騎の絵(版木)で有名だそうです。
創建/由緒
神武東征のさい、天皇は響灘通過のみぎり、天種子命(あめのたねこのみこと)勅して鳥野ヶ原(現・川頭町)に天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀らし、鳥野神社とした。
神護景雲(しんごけいうん)年間(767年~770年)、奈良の春日四所の神を祀られた例にならい、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふしぬしのみこと)、比売神(びめがみ)を併せ祀り、鳥野春日神社となった。
黒田氏が筑前へ入国すると黒崎宿・藤田の鎮守神として栄え、後に藩祖・黒田如水および初代藩主・黒田長政を祀り、併せて黒田家家中で勲功のあった24人の武将を顕彰、江戸時代を通じて「黒田大明神」または長政の神号、「黒崎大明神」を称した。
明治に至り春日宮と再称。
御祭神
春日四神
武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
経津主命(フツヌシノミコト)
天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
比売神(ヒメノカミ)
黒田如水
黒田長政(黒崎大明神)
黒田二十四騎
井上之房、小河信章、菅正利、衣笠景延、桐山信行、栗山利安、黒田一成、黒田利高、黒田利則、黒田直之、毛屋武久、後藤基次、竹森次貞、野口一成、野村祐勝、林直利、原種良、久野重勝、堀定則、益田正親、三宅家義、村田吉次、母里友信、吉田長利
御神徳
家内安全、交通安全、厄除け、子孫繁栄、武運長久、学問成就、縁結び






