84.一宮神社(いちのみやじんじゃ)

福岡県北九州市八幡西区山寺町12-30
北九州神社めぐり、八幡・戸畑・若松編の最初の参拝、黒崎駅から歩いて皇后崎公園を目印に向かいましたが、すぐには見つからず、神社の周りを一周してようやくたどり着きました。緑が多く落ち着いた感じの神社でした。王子神社、大歳神社、諏訪神社の3社が合祀されて一宮神社となったとのことです。
創 建
一宮神社は、王子神社、大歳神社、諏訪神社を合祀した神社です。
昭和15年(1940)8月8日、諏訪神社を王子神社に合祀。
昭和16年(1941)8月2日、現社地の北隣に大歳神社を遷座。
昭和25年(1950)6月28日、王子神社、大歳神社を合祀し、一宮神社と称した。
一宮とは、元の王子神社が郷土の尊祟の中心であり一宮(いちのみや)と称されていたことによる。
由 緒
《王子神社》
神武天皇の東征において、この地に1年間留まったとされています。御みずから祓いをされ、地主の神を祀ったとされ、境内には礫を敷き詰めた社祠の跡が今も残っています。
《大歳神社》
『日本三代実録』や『筑前国続風土記』に表れている古く、且つ由緒の深い壮大な社で、農業ゆかりの深い五穀の神として厚く祭られました。
《諏訪神社》
花尾城主、麻生氏が、信州の諏訪神社を分祀し、貞元のお宮として厚く祭られました。殊に祭礼は非常に盛大であつたことが古文書に記されています。
御祭神
《王子神社》 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
神武天皇(じんむてんのう)
《大歳神社》 大歳神(おおとしのかみ)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
《諏訪神社》 建御名方神(たけみなかたのかみ)
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
応神天皇(おうじんてんのう)
御神徳
《王子神社》勝運・学業成就・交通安全
《大歳神社》五穀豊穣・家運繁栄
《諏訪神社》安産・家内安全





