98.宇美八幡宮(うみはちまんぐう)

福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1-1
応神天皇の生誕の地と伝わる宇美八幡宮に参拝してきました。安産、育児に霊験あらたかとのことで、お宮参りの参拝客が多く見受けられました。境内にある樟の巨木は目を見張るものがあります。樹齢2千年、ということは、応神天皇の頃にも既に大きな木であったということになります。裏手の宇美川を渡った先の小高い山に奥宮がり、こちらも参拝してきました。ひっそりと小さな社ではありましたが、どこか落ちつく感じがしました。
創建/由緒(ホームページより抜粋)
神功皇后が三韓征伐より御帰還され、産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、側に生出づる槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがって、應神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)その後、宇美(うみ)と称されました。御産舎の四辺に八つの幡を立て、兵士に守らせた故事が、「後世八幡大神と称するは此故なり」とも伝えられています。八幡大神御降誕の聖地として、敏達天皇の御宇(西暦570年頃)に創建され、先ず神功皇后と應神天皇の母子神をお祀り致し、後世に至りて上記の五座としてお祀りされました。境内には、樹齢二千年以上と推定される、国指定天然記念物「湯蓋の森」「衣掛の森」という二本の老大樟(くす)を始め、数多くの大樟が生い茂り、若葉の季節となれば、萌えるような御神威の「生命の息吹」を今日に伝えており、安産・育児の守護神、「子安大神(こやすのおおかみ)」と称され、今も多くの人々にお参り頂いております。
御祭神
應神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
住吉大神(すみよしおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
御神徳
安産・育児の守護







安産祈願の折、子安の石を持ち帰り、無事出産されたら、初宮(安産御礼)の際、別の石に名前等を書いて預かった石とともに納めるのだそうです

神功皇后を祀っています。

「應神天皇御降誕の時、此の水を産湯に用い給いしより今に至るまで妊婦拝受して安産を祈る。」と伝えられているそうです。


應神天皇ご生誕時に衣を掛けたと伝わっているそうです。




「胞衣ヶ浦(えながうら)」とは、
胞衣(えな)は、産舎の後なる川(宇美川)にてすすぎ、筥に入れて山(胞衣ヶ浦)に奉安したとされ、その地を「胞衣ヶ浦」と称し、祠を建てお祀りしています。
ということだそうです。
