91.荒生田神社(あろうだじんじゃ)

福岡県北九州市八幡東区川淵町2-11

 北九州神社めぐり、八幡・戸畑・若松編 8社めの参拝は荒生田神社。天疫神社から勘で向かったのですが、天気が悪く少し迷ってしまいました。今日はどうも方向感覚が少し狂っているようで、やはり太陽が出ていないとだめのようです。県道から一本裏に入った道沿いで、裏には川が流れていました。ここは明神社と水神社が合祀された産土神だそうです。

創建/由緒(かんばん由緒を要約)
 荒生田神社は、明神社と水神社の二つの社が合併して出来た神社である。
 明神社は天平12年(西暦740年)、板櫃川の戦で敗れた藤原広嗣の霊を祀っており、初祀の時期はおそらく平安末以降と推定される。
 水神社は慶長2年(西歴1597年)、時の庄屋によって彌都波能売命(みづはのめのかみ)を、岩渕堰取水口(現在七条端下)の守護神として祀られた。元禄年間(西暦1688年)、少彦名命(すくなびこのみこと)を併せ祀り、現在地に荒生田村の産土神(うぶしなのかみ)となった。
 明治の神社合祀政策により、明治三十五年、明神社と水神社を合併し到津八幡宮の末社として社名を荒生田神社と改称し、昭和11年の大改築で現在の赤銅葺欅造り社殿が完成した。

御祭神
 彌都波能売命(みつはのめのみこと)
 少彦名命(すくなひこなのみこと)
 藤原広嗣(ふじわら の ひろつぐ)

御神徳
 五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、開運招福

2013.3.10
道路沿い、境内入り口の鳥居
拝殿の扁額