72.立石稲荷神社(たていしいなりじんじゃ)

山口県下関市壇ノ浦
北九州市神社めぐり参拝2社め、和布刈神社のそばから海底トンネルで関門海峡を越えて赤間神宮へ向かう途中、海岸沿いを走る国道9号線のわきに、崖に張り付くようにして鎮座する神社を発見しました。平家ゆかりの神社で、御神体は、道路の反対側の海岸にある烏帽子岩だそうです。当然ながら御朱印はありません。
創建/由緒
1184(元暦1)年の屋島の合戦で敗れた平家は下関市の彦島へ敗走したものの、現在立石稲荷神社がある目の前の海峡で軍船が沈没し、ご神体はこの地に留まり海峡の守護神となったといわれています。また、伏見稲荷の分霊をここに祀ったとも言われており、境内には平家の無縁の供養塔があります。
