42.薦神社(こもじんじゃ)

大分県中津市大貞209
大分方面神社めぐり2社めは、宇佐神宮の元宮とも言われる薦神社です。別称「大貞八幡宮」と呼ばれ、裏手に三角池(みすみいけ)があり、この池も御神体だそうです。ちょうど菊まつりを開催しているところで、重要文化財の神門に菊の花が飾られ、境内にもたくさんの菊が展示されていました。
創設/由緒
以下、ホームページからの抜粋です。
『八幡宇佐宮御託宣集』によれば養老4年(720)三度目の反乱を起こした日向・大隅の隼人に対し中央政府の征討軍は豊前軍と共に三角池に自生している真薦で造った枕状の八幡神の御験を乗せた神輿を奉じて鎮圧に向かったとされます。薦神社の内宮である三角池には「豊前の国下毛郡野仲の勝境の林間の宝池は八幡大菩薩修行の際湧き出でし水なり」という伝承があります。宇佐宮の祢宜 大神諸男は三角池の前にて祈願をした処、池一面に波が湧きかえり雲の中から「我、昔(三角池に自生している)この薦を枕とし百王守護の誓を起こしき。百王守護とは凶賊を降伏すべきなり」とご宣託を頂きます。そしてこの真薦こそ神の依り代にふさわしいと持ち帰り体を清め自ら御験の制作にあたりました。
御祭神
應神天皇(おうじんてんのう)八幡大神
比咩大神(ひめのおおかみ)宗像三女神:田心比売命/端津比売命/市杵島比売命
息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)神功皇后
御神徳
厄除け、縁結び、家内安全、商売繁盛






薦神社のご神体でもあります。
