282.稲佐の浜 弁天島(いなさのはまべんてんじま)

出雲方面神社巡り2日め、朝一で出雲大社に参拝すべく高速を飛ばしてきたのですが、既に駐車場がいっぱいで止められず、明日、電車で出直すことにしました。そこで最初に参拝したのは、建御雷命と大国主神が国譲りの相談をしたと言われている稲佐の浜にある弁天島、かつては弁財天を祀っていたそうですが現在は豊玉姫命を祀っているそうです。また、この稲佐の浜は、毎年旧暦の10月、日本全国八百万の神々が出雲を訪れる際、ここを通って出雲に入ると言われている場所でもあります。早朝の稲佐の浜はとてもすがすがしく気持ちの良い海岸でした。日本中の神々が出雲に集まる、なぜ出雲なのか、不思議な話です。
創建/由緒(出雲観光ガイドより)
出雲大社の西方約1kmに位置する海岸で、国譲り・国引きの神話で知られる浜です。浜辺の奥には、大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉を行ったと伝わる屏風岩があります。海岸の南側には、国引きの際に島々を結ぶ綱になったとされる長浜海岸(薗の長浜)が続いています。また、この浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする場所としても知られています。
稲佐の浜に、ひときわ目を引く丸い島があります。地元では「べんてんさん」と呼ばれ親しまれており、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため「沖ノ御前」や「沖ノ島」とも呼ばれていました。昭和60年前後までは島の目前まで波が打ち寄せていましたが、近年は砂浜が広がり、現在では島の裏側まで歩いて行くことができます。島の上には沖御前(おきのごぜん)神社があります。神仏習合の時代には「弁財天」が祀られていましたが、明治以降は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られています。
御祭神
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
御神徳
安産、子育て、縁結び、海上安全、病気平癒、など




