278.神魂神社(かもすじんじゃ)

島根県松江市大庭町563

 出雲方面神社巡り、5社めは意宇六社のひとつである神魂神社です。大社造りの本殿は大社造りとして日本最古であり、国宝に指定されています。名前からしてチョット普通ではないような気がしていましたが、実際に参拝し社殿を見ると、その拝殿から本殿に掛けての姿は見とれてしまうほど素晴らしく、境内には何ともいえない荘厳な空気が流れていました。

創建/由緒(Wikipediaより)
 社伝によれば、出雲国造の大祖・天穂日命がこの地に天降って創建したと伝わるが、『延喜式神名帳』、国史や『出雲国風土記』に当社が出現しない。その理由として、出雲国造家が、自らの祖神を大庭にあった邸内で私的に祀り祭祀を行ったていた、または邸内に祀っていた社が起源であった可能性が強く、そのため文献に記載がなかったと考えられる。やがて現在地に勧請され、近隣住民の信仰を集める形となったと考えられている。文献における初見は承元2年(1208年)の鎌倉将軍家下文であり、実際の創建は平安時代中期頃とみられている。

御祭神
 伊弉冊大神(いざなみのおおかみ)
配祀神
 伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)

御神徳
 縁結び、子宝(子孫繁栄)、安産、火を扱う産業(鍛冶、製鉄)の守護

2013.1012
街道沿いの一の鳥居
二の鳥居、参道が階段に変わります。
二の鳥居の先の参道の右手に急峻な階段が現れます。
階段を登ったすぐ先に拝殿があります。
社殿、右側から

日本最古の大社造りの社殿、国宝です。何とも言えぬ、バランスの良さというか美しさをもった建造物です。

大社造りの本殿
本殿、左から
社殿の左側に連なる境内社
貴布祢稲荷両神社
外山社
荒神社
秋葉社?でしょうか
蛭子社
武勇社
拝殿右側の境内社
御釜宮
熊野社
杵築社
伊勢社
出雲国造が奉仕していたそうです。
小泉八雲も訪れています。