272.皇産霊神社(みむすびじんじゃ)

福岡県北九州市門司区白野江481

 福岡北部方面、駅から離れた神社を中心にレンタカーでの神社めぐり、5社めは皇産霊神社です。北九州から高速道、都市高速を使って向かいましたが、出口を間違えて北九州の高速を一回りしてしまい、たどり着くのに苦労しました。参道入り口の脇には沢山の河童の像があります。社殿の裏には、七福神の像や縁結びの石、稲荷神などがありますが、社殿から裏に足を踏み入れたときに、何となく荘厳さを感じました。これがパワーなのでしょうか。社務所は無人で御朱印は頂けませんでした。

皇産霊神社公式ホームページ
皇産霊神社公式インスタグラム

創 建
 不 詳

由 緒(ホームページより)
 当神社は、日本の古典・古事記・日本書紀等の伝える天地造化の大神高皇産巣日神、神産巣日神の二神大神を主祭神として皇産霊大神と尊称して奉祀する神社であります。
 歴代皇紀、神皇正統記等、多くの神典に高皇産霊神は男神、神皇産霊神は女神に坐しまして、天之御中主大神(宇宙中心の神)の御発動による陰陽両面の御姿の神であります。
当神社は「皇産霊大神」の神号を以て日本各地の神社で見受けることのできない数少ない奇霊なる大神をお祀りした神社であります。

御祭神
 
皇産霊大明神(陰陽両面の御姿の神)
  高皇産巣日神(たかみむすびのかみ)
  神産巣日神(かみむずびのかみ)

 相殿神
  
天照大神(あまてらすおおみかみ)
  伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
  伊邪那美神(いざなみのかみ)
  八意思兼神(おもいかねのかみ)
  天児屋根神(あめのこやねのかみ)

御神徳(ホームページより)
 宮中神祇官八神の中の大神で、この神徳は二柱の神の御力と相応じて天地は開発して宇宙一切のものはこのムスビの御力で生に発育する奇霊な妙なる御神徳でございます。

参道入り口
参道入り口の看板
参道の鳥居、扁額には「光陽門」とあります。
境内の様子
拝殿です。
境内の南側にある「天之御柱」と「御拝顔所」

拝顔所の先には周防灘が広がっていました。

たいへん畏れおおいことのようです。
むすび神社
結び神社の裏にある結びの石」
左側の女石
右側の男石
真ん中の縁結び石
結びの神様ならではです。
拝殿の裏にある七福神
布袋尊(福徳の神)
毘沙門天(成功の神)
寿老人(延命長寿の神)
福禄寿(人徳の神)
弁財天(財福の神)
大黒天(財福の神)
恵比寿(商売の神)
願いを込めて撫でるとよいそうです。
鳥居の後ろから周防灘を望めます。
招福河童こと河童大明神
山の右手にもいらっしゃいます。

 河童については、各地に「河童信仰」、「河童伝説」は数多く、かつ根強くあるように、世代を超えた親しみ深さ、分別とユーモラスさを持ち合わせています。どの地域の河童伝説をみても、概して悪戯好きで、ひょうきんで、ユーモラスなものとなっています。 しかし、悪戯が過ぎて人の怒りを買うことはあっても、決して恨みに迄は発展しておりません。これは、人間にとって許容範囲内のもので「怒っても恨んではいけないよ」ということを暗に教えてくれているのです。 また、河童は「水に引っ張り込む」という得意の力を持っています。この招福河童は、その特性を福として生かすものとして入魂されます。それにより、この招福河童は「よくないもの=不幸」を水中に引っ張り込んで洗って福に変えてくれます。そのお陰をもって「不幸退散」「幸福招来」がかなうというものです。 この招福河童を以って、人々の幸福に寄与しがたいと考えます。 なお、この石像には種々の河童巡りができるようになっています。
(ホームページより)

お山の大将、河童大明神
身代わり河童
延命長寿河童
夫婦河童
縁結び河童
健康河童
合格河童
安産子宝河童
千両万両河童