268.伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)

福岡北部方面、駅から離れた神社を中心にレンタカーで巡りました。最初は久山町の伊野天照皇大神宮です。雨上がりの朝、とても荘厳さを感じる気持ちの良い神社です。九州の御伊勢さんとよばれ、伊勢神宮と同様、20年に一度遷宮が行われるそうで、次は令和9年だそうです。
まだ朝早く社務所は閉まっており、境内横の住居で御朱印を頂こうと声を掛けましたがカギが閉まっていてどなたもおられず、御朱印は頂けませんでした。残念でははありましたが、また参拝に来ようと思う神社でした。
創建/由緒
伊野天照皇大神宮の起源については、貝原益軒が記した「筑前国糟屋郡伊野村天照皇大神宮縁起」に次のように述べられています。この神宮の始まりに関わった最初の人物は豊丹生佐渡守という人で、彼は16世紀初頭の人物と考えられています。佐渡守は代々天照大神に仕える家系で、都で神に仕えていましたが、同僚との争いが原因で豊前に左遷されました。都を去る際に夢のお告げを受け、これに従って英彦山の麓に天照大神を祀りました。
その後、佐渡守の息子である兵庫太夫が志を引き継ぎ、大神に仕え続けました。ある日、兵庫太夫の夢に天照大神が現れ、「私を筑前の糟屋郡伊野へ移し、そこに祀るように」と告げました。兵庫太夫はそのお告げに従い、神体を持って伊野へ移り、お宮を建てて祀りました。これが現在の伊野天照皇大神宮の始まりであると、貝原益軒は記しています。
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
萬幡千々姫命(よろずはたちぢひめのみこと)
御神徳
家内安全、身体健全、厄除け・厄払、交通安全、病気平癒、心願成就、開運招福、商売繁盛、学業成就、七五三詣、良縁祈願、安産祈願、合格祈願





目が金色に輝いていました。

左が手水舎、右が社務所です。

階段の右手に「岩井の滝」が見えます。






目と口の赤が特徴的です。











読めませんので、分割拡大しました。



