256.塩屋八幡宮(しおやはちまんぐう)

レンタカーでの熊本県神社巡り、11社めは塩屋八幡宮です。狭い道路で、ナビも正確ではなく、迷ってしまいました。朱色の社殿が華やかでした。八幡宮ですから、応神天皇、神功皇后を祀るのは普通ですが、ここは仁徳天皇も祀っています。
創建/由緒(由緒書より)
社記によると、越中守細川忠興公が関ヶ原の役の功によって、豊前の国に封ぜられ、入城した忠興公は城郭鎮護為に宇佐八幡大神を勧請して日夜崇敬された。寛永九年(1632年)令嗣忠利公が肥後国に報ぜられた時、忠興公は職を退き三斉宗立と称して八代松江城に隠居する事となり、お供の莊林十兵衛が、かつて豊前城の鎮守であった神霊を船に奉載して八代の岸に到り、御鎮座の所を求めた。すると一人の老人が現れ指を指して言った。「昔、そこの塘上にに八幡様の祠があった。今はわずかな古木しか残っていないが、そこに鎮座すべし」と告げ去った後、双の鳩が飛び来て、その塘にとまった。十兵衛は神の御掲示と仰ぎこの地を八幡浜(現在の若宮神社)として祀った。正保三年(1646年)八月松井興長公が松江城の守となり、場外を巡視し八幡浜の大神を祀るは神慮ならずと、肥後守細川綱利に告げ、明暦元年(1655年)社地を現在地に移し社殿を造営し、十月二十五日を以って祭礼の期となる。爾来、八代街の産土神として祀られ祭儀も城の役人が宮の警護をつとめた。今も秋の祭礼は「シオヤン祭り」として親しまれ、境内は参拝者で終日賑わう。
御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
神宮皇后(じんぐうこうごう)
仁徳天皇(にんとくてのう)
御神徳
厄除け、安全祈願、病気平癒、身体健全、学業上達、合格祈願、必勝祈願、社運隆昌、金運隆昌、交通安全、心願成就、良縁祈願 など










