229.武雄神社(たけおじんじゃ)

佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335
佐賀方面、車での神社めぐり、9社めは武雄神社です。武雄市のシンボルでもある御船山の山腹に鎮座しています。今回は、駐車場が分からず、境内まで車で行ってしまいましたが、参道入り口から歩いて参拝すると、お城のような石垣の上に鎮座していました。社殿は白をベースとした荘厳な鉄筋作りです。裏手には、樹齢3000年と言われる「武雄の大楠」があり、パワースポットとして有名です。確かに流れる空気が違っているように感じました。ご朱印は境内の社務所で頂きましたが、対応してくださった神職の方、宮司さんだと思いますが、そのお子さんと思しき男の子が元気でした。
創建/由緒
『武雄神社本紀』によれば、神功皇后が三韓征伐の帰途に当地・武雄へ兵船を停泊させたところ、その船が御船山へ姿を変えたという伝承を有する、由緒深い神社です。
この折、随行していた住吉大神および武内宿禰命が御船山南嶽、すなわち船の艫に鎮座されたことに始まるとされます。その後、天平七年(735年)、初代宮司と伝わる伴行頼に神託が下り
「我は武内大臣である。艫には住吉大神が鎮まり、自らも艫嶽に祀られているのは畏れ多い。もし軸嶽に我を祀れば、この地に長く福徳が訪れるであろう。」
行頼は大宰府を通じて朝廷に奏請し、武内宿禰命を主祭神に、仲哀天皇・神功皇后・応神天皇・武雄心命を配祀して北麓へ遷座、ここに武雄宮が創建されたと伝えられています。
御祭神
武雄大明神(たけおだいみょうじん)
武内宿禰(たけうちのすくね)
武雄心命(たけおこころのみこ
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
応神天皇(おうじんてんのう)
御神徳
長寿延命・開運招福・厄除守護・家運隆昌・金運・良縁成就・土地守護・地域繁栄・心身安泰・勇気授与・安産守護・夫婦和合・勝運・子授け・国家安泰・縁結び・文武両道・学業成就・子孫繁栄・家庭円満













