165.榎原神社(よわらじんじゃ)

宮崎県日南市南郷町榎原甲1134-4
宮崎神社めぐり3日め、串間神社から来た道を宮崎へ戻る形で沿線の神社に参拝していく作戦。2社めは榎原(よわら)神社。田舎の山里に、忽然と立派な神社が姿を現す、といった感じでした。楼門あり、鐘楼ありで、境内社も大きく、とても立派な神社です。その昔は境内も広大で隆盛を極めていたのではないかと推測されます。由緒書によれば、創建は1685年、江戸時代初期、鵜戸神宮の心霊を勧請し、創建されたとありますので、比較的新しい神社ではあります。
創 建
万治元年(1658年)当時神女として崇められていた内田萬寿姫の進言により、伊東家第3代飫肥藩主伊東祐久公が、鵜戸神宮より勧請された。 内田萬寿姫は摂社桜井神社の御祭神です。
由 緒(宮崎県神道青年会ホームページより抜粋)
旧称は榎原大権現といい、飫肥3代藩主伊東祐久が鵜戸神宮のご分霊を勧請、地福寺境内を社地として創建した。鵜戸神宮とともに飫肥の御両社として、篤く崇敬された。社領ははじめ100石であったが、文化5年(1808)、11代藩主伊東祐民が150石に加増した。鵜戸参りと並んで榎原参りが近郷の信を集めていた。明治元年、榎原神社と改称、同6年郷社に列せられ、昭和5年8月1日県社に昇格された。これまでの当社創建についての研究によると、万治元年(1658)の勧請説で固まっているが、『県史蹟調査第6輯』では、当社縁起によると「明暦2丙申年(1656)11月27日大和守祐久公供伊東勘解由参詣於榎原別当真誉(鵜戸山別当)同参也」とあり、創建年月日は不詳にしても再興説が有力としており、『日向地誌』も再興説をとっている。
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
彦火瓊瓊杵命(ひこほににぎのみこと)
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
鵜鷀草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
神日本磐余彦命(かむやまといはれひこのみこと)
御神徳
縁結び・安産祈願・学業成就・家内安全










神社創建の進言をした内田萬寿姫が御祭神です。



