131.高良下宮社(こうらげぐうしゃ)

福岡県久留米市御井町387

 久留米神社めぐりの2回め、高良大社からの帰り、ふもとの大鳥居の近く、高良下宮社に参拝しました。境内は広々としていましたが、社は少し高くなったところに小ぶりの社が4社並んでいました。いにしえには、違った景色が広がっていたのではないかと思います。

創 建
 履中天皇元年(400年)あるいは、天武天皇の白鳳2年(664年)

由 緒(境内看板より)
 上宮を遙拝する位置にあり平安時代には、国司のつかさどる名社で「高良宮下宮」とよばれていました。南北朝時代の天授三年(一三七七)征西将軍宮懐良親王が丙社に願文を納められたことは有名です。有馬家入国の祭神領を寄進され府中町の氏神となりましたが、今日でも「祇園さん」の名で親しまれています。大正三年「村社」に列しました。

御祭神
 高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)
 八幡大神(はちまんおおかみ)
 住吉大神(すみよしおおかみ)

御神徳
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正面の鳥居
境内入り口の狛犬さん(左)
境内入り口の狛犬さん(右)
高良外宮社
左手の祇園社
右手の幸神社
右に少し離れている 粟島神社
高良大社の遙拝所的存在だったようです。