11.光雲神社(てるもじんじゃ)

福岡県福岡市中央区西公園13-1

 福岡市西公園にある光雲神社へ散歩がてら歩いて行ってきました。ヤフードームのそばを通り、西公園の北側の入り口から桜の木がたくさんある遊歩道を登っていくと頂上が公園になっており、その先が光雲神社です。表参道は、大濠公園から北側にまっすぐ伸びています。ここの神社は、賽銭箱にお賽銭を入れると、鶴の鳴き声が響く仕掛けになっています。最初、何かと思いました。そして社務所で御朱印と由緒書きを頂いたのですが、由緒書きを見て初めて「てるも神社」と読むことを知りました。後で確認したら、地元の人もあまり知らないようで、「こううん神社」と思っている人が多いようです。黒田如水、長政親子を祀っており、それぞれの法名から一字をとって光雲神社と命名したとのことです。

光雲神社公式ホームページ

創 建
 1768年(明治5年)6代藩主継高公が本丸天守台東に藩祖長政公を祠堂を創建
 1773年(安永2年) 如水公を相殿として祀る
 1872年(明治5年) 黒田家の東京移転に及び、有志等が懇願し小烏吉祥院跡(現在の警固神社付近)に遷座。
  同 年 御両公の神号を合祀し「光雲神社」と改める。
 1909年(明治42年) 小烏・光雲神社から西公園の現在地に遷座
 1945年(昭和20年) 戦災にて社殿・宝物殿等全てを焼失
 1966年(昭和41年) 新社殿が落成

御祭神
 黒田官兵衛孝高(如水)公:長政公の父親 法名 龍院殿
 黒田長政公:初代藩主 法名 興
院殿

御神徳
 厄除け、開運招福、学業成就

参道入り口に立つ一の鳥居
境内前の二の鳥居
拝殿前の狛犬さん(左)
後ろを向いてます。
拝殿前の狛犬さん(右)
後ろを向いてます。
兜の像がありました。

由緒書、黒田家藩士の思いがこもった神社のようです。