113.御勢大霊石神社(みせたいれいせきじんじゃ)

福岡県小郡市大保1033
久留米方面、西鉄沿線神社めぐり9社め、本日最後の参拝は御勢大霊石神社です。西鉄大保駅で下車、徒歩5分程度、こんもりとした森の中に鎮座しておりました。参道が道路で寸断されてしまっていたのが残念な気がします。境内にある社務所兼宮司さんの住居に声をかけると、奥様が対応してくれました。宮司さんは風邪をひいて寝込んでいるので、印を自分で押して下さいと、御朱印を持ってきてくれました。聞けば、宮司さんは御高齢で90歳をまわっているとか、お大事にしてください。
創 建
神功皇后二年(202)
由 緒(小郡観光協会ホームページより)
延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載がある由緒正しい神社(延喜式内社筑後四社の一つ)。主祭神は第14代仲哀天皇。伝承によると仲哀天皇が熊襲征伐にあたり行宮(あんぐう)をここに設けたという。ところが天皇が戦線を巡視した際、毒矢に当たってこの地で崩御。妻の神功皇后(じんぐうこうごう)は、兵士の士気の衰えを恐れたため喪を秘し、熊襲征伐の後、香椎の宮で発喪。その後、朝鮮出兵にあたって御魂代(みたましろ)の石を軍船に乗せ、仲哀天皇の鎧と兜を着せて征途についた。戦勝後に凱旋すると、その石を天皇の御魂代として、また朝鮮半島を守る不動石として祀ったと伝えられています。この石は、御勢大霊石(みせたいれいせき)として社前に祀られ、立石の場所が天皇殯葬(ひんそう)の地と言われています。社名にある「御勢」の「勢(せ)」とは「夫(せ)」の意味で、神功皇后が仲哀天皇のことを「せの君」と呼んでいたことが由来だと言われています。
主祭神
足仲彦大神(あしなかつひこのおおかみ=仲哀天皇)
福祭神
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
八幡大神(はちまんたいしん)
春日大神(かすがたいしん)
吉富大神(よしとみたいしん)
御神徳
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参道が道路で断ち切られていました。



「大霊石宮」とあります。




