110.須賀神社(すがじんじゃ)

福岡県朝倉市甘木842

 久留米方面、西鉄沿線神社めぐり6社め、帰りは甘木鉄道で小郡方面へ向かうので、駅まで行って時刻表を確認してから須賀神社へ向かいました。甘木鉄道はワンマンの1両編成の超ローカル線、1時間に3本くらいしかありません。駅から歩いて10分くらい、須賀神社へ参拝しました。神社のずいぶん手前の商店街に、いきなり大きな鳥居が現れました。昔はきっと広い敷地をもっていたのだろうと思われます。境内は広く、ここにも大樟の御神木、白蛇をみかけることがあるそうです。御朱印は、宮司の奥さまらしき方が対応してくださいました。
元々はお寺だったところ、境内の神社が現在に引き継がれているようで、ここも廃仏毀釈の影響をうけているのでしょう。

須賀神社公式ホームページ

創 建
 元応2年(1320年)神社再建

由 緒(ホームページより抜粋)
 須賀神社はもと「大雄山祇園禅寺」と称し、臨済宗東福寺派の承天寺(博多辻堂)の末派寺院であった。その境内にあった牛頭天王を祀る社殿が、甘木一円の信仰に支えられて、古来より盛大な祭礼を行ってきた。これが須賀神社の前身。本殿は三間社流破風造り、檜皮葺。文政3年(1820)3月5日に木屋入り、9月19日に棟上げ、10月15日に屋根上げの記録がある。
夏祭りの山笠は、甘木あげてのにぎわいを見せる。社倉は飢饉に備えた穀物倉。境内には祗園社の神木として尊崇されている、祗園の大樟がある。

御祭神
 大己貴神(おおなむちのかみ)
 櫛稲田姫神(くしなだひめのみこと)
 素盞鳴神(すさのおのみこと)
 火産霊神(ほむすびのみこと)
 少彦名神(すくなびこなのみこと)

御神徳
 無病息災・家内安全

2012.3.30
ずいぶんと手前に立つ一の鳥居
境内入り口
境内にある鳥居
境内の様子
拝殿前の狛犬さん(左)
筋肉系です。
拝殿前の狛犬さん(右)
拝殿左手にある天然記念物の大楠
本 殿
何を祀っているのでしょうか?
境内社
元はお寺の境内にあった社でした。